<石川県は> 人口は約120万人。古くから北陸においての中枢的な役割を果たしています。
海と山に囲まれた地域で、古くから四季折々に衣食住が豊かに楽しまれています。
観光としては、夏は穏やかで冬は荒々しい海を楽しめる能登半島、金沢市にある日本三大庭園のひとつ兼六園、良質の温泉として親しまれている加賀温泉郷などがあります。
県庁所在地は、金沢市。人口約44万人。 金沢市は、江戸時代、前田藩の元、加賀百万石の城下町でした。
そのため、古くから学術・文化・芸術・伝統などが発展しています。 輪島塗・山中塗・九谷焼・加賀友禅・金箔(全国の99%以上を生産)などが有名です。
美しい水と豊かな文化は、日本酒・和菓子といった食の名品も生み出しています。
<小松市は> 石川県西南部、加賀平野のほぼ中央に位置する県下第二の都市です。
東に霊峰白山を望み、西には勧進帳で有名な安宅の海岸が続くなど、自然に恵まれています。
九谷焼・繊維業・産業建設機械の鉄工業が地場産業として発展しています。 人口は約10万人。
北陸の空の玄関口 小松空港があるため、地方との連絡口としても有名です。 農業では、コシヒカリの稲作が中心で、トマト・キュウリなどの施設園芸も盛んです。
特産物としては、「小松畳表」の他に「加賀丸いも」があります。 小松畳表のイグサ栽培農家は、1戸となり小さな産地になりましたが、イグサ栽培の北限の地で雪にも負けない丈夫なイグサ作りに励んでいます。 稲作との複合経営です。
主に、農閑期である11月から3月の冬期間に、畳の製織を行います。
昔から、「寒の時期の水で加湿したイグサで織った畳は、カビがこない」と言われています。
このような地域で小松畳表は作られています。
北陸に観光の折には、ぜひ小松畳表の生産現場へ見学にお越し下さい。 お待ちしております。